NISHIHARA GUITARS

京丹波にあるアコースティックギター・ウクレレ工房です | The acoustic guitar and ukulele workshop in Kyotanba Kyoto Japan.

試奏用

OM PADOにつきまして、現状のスタイルと当時のスタイルに差が出てきました。

試行錯誤を重ねると重ねると随分と変化しています。

新しく試奏用のOM PADOギターを入れ替えるため、再製作します。

 

 

それに伴い、工房試奏用である

OM PADO ノンカッタウェイ 645mm

TOP イングルマンスプルース

SideBack ビンテージホンジュラスマホガニー

 

エンドピン ネックピン取り付け

 

を試奏品価格で販売致します。(以前から当工房のお客様、もしくは直接工房へお越しいただける方のみ)

 

試奏品ですので、再セットアップを致しますが、細かな傷はございますので、気になるかたはご遠慮下さい。

ご質問、気になる方がおられましたらメール、もしくは電話(作業中の時は電話に出れない時が多々あります)にてお気軽にご質問して下さい。

 

 

準備と展望

昨年は大変お世話になりました。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

随分と更新が出来ていませんでした。

毎度のことですが、今回は相当期間が空いてしまったなぁと。

製作やリペアは変わらずやっております。

 

年々やりたいことやこだわりが強くなっていき、

一台にかける製作時間が長くなってきています。

あと約半年で39歳になりますが、2024年、40歳で一つの節目にしようと考えています。

年間の製作本数を減らし、ボディ形状も数を絞り、オプション内容

など2024年を節目に変更予定です。

NishiharaGuitarsらしさを追求したくこのように変更していきます。

 

独立してから10年が経ち、世の中は大きく変化し、それに伴い自身の思考もすこしずつ変化して

よい節目になるんではと考えています。

 

オーダーにつきましては2023年3月末でカスタムオーダーをしばらくの間ストップさせていただきます。

オーダー受付は2024年以降になり、現状のボディシェイプも少なくする予定です。

ギター製作価格につきましては詳細はお問い合わせください。

 

 

それでは本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

リペア再開のお知らせ

こんにちは。

非常に暑い日が続いています。

あっという間に8月が目の前です。オリンピックが盛り上がっていますね。個人的には

息子がサッカーをしているためサッカーの試合は欠かさずに見ています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

お待たせしましたが、8月から少しずつリペアを再開します。ただ製作との兼ね合いを見てのリペアになりますので、

納期が長くなってきますので、あらかじめご了承ください。

おおよそですが

ナットサドル交換 すり合わせ等  10日ほど

指板調整、リフレット   2、3週間

その他作業については都度ご相談となります。

急にストップする場合もありますのであらかじめご了承ください。

作業中は電話に出れない場合がありますので、その際はメールにてご連絡下さいますよう宜しくお願いいたします。

 

久しぶりです

大変ご無沙汰していました。

インスタグラムでの投稿が簡単で、ホームページのDailyの存在すら頭の片隅から消えてしまっていました。

変わらず製作、修理をさせていただいております。

来年は工房立ち上げ10周年、ウクレレを除いたギターの製作本数が100本を超える予定でいます。

現在までの製作総本数はギターとウクレレを合わせるとおおよそ150本で、本当にみなさんのおかげだと日々実感しています。

 

現在製作、リペア業務が大変詰まってしまっており、当初7月中旬からリペア受付の再開を予定していましたが、

八月初旬に変更させていただきます。

 

お待ちいただいていた方々には大変ご迷惑をおかけしますが、1日も早く再開できるように作業しますので、どうかご了承下さい。

 

 

Lotus Acoustics Tシャツが出来ました

初Tシャツ!

最近毎日着ています。

本来ならnishiharaguitarsのTシャツを作りたいところなのですが、自分の名前がブランドネームになっているので、

なかなかその気になれず。

今回はご好意でukulele gallaly by basis recordsさんに、Lotus AcousticsのオリジナルTシャツとトートバッグを

製作していただきました。デザインは一筆書きのロータスのウクレレです。

nishiharaguitarsの工房でもご購入いただけます。

 少し生成り 

 white pockt T  S  M size のみ

 Grey  S M L size ¥3,000-(税別)

 

 帆布トートバッグ
 白持ち手¥2,500-    ポケットにペットボトルが入ります
 革持ち手¥3,000-    サイズは同じくらい

マチが入っていて帆布素材、コンサートウクレレくらいはすっぽり入ります。(斜めにしてヘッドが出るぐらい)
郵送をご希望の方は郵便局からお送りさせていただきます。なお6月いっぱいまでは送料サービスでお送りさせて頂きます。

ちなみに僕は身長小さく体型小肉?ぐらいですが、Sだとちょうど、Mだとゆったりです。

ご興味ある方はご連絡下さい。

 

 

 

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クラシックギター

 

 

いつも大変お世話になっている方からしばらくお借りしていたクラシックギター。

松永仁一朗さん製作のもの。

 

工作精度が高く、音の輪郭がしっかりしており、とても好みのギターです。

ウッドモザイクの黒と淡い色のコントラストが美しい。

アコースティックギターとはトップ構造が違いますが、非常に参考にさせていただいた一本です。

今後製作を予定している(時期は未定、誰か背中を押してください)ナイロン弦にとっても

いい影響となりそうです。

 

お貸しいただき本当にありがとうございました。

 

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新しいテナーとstyle 3

現在3台のウクレレを製作しています。

バリトンに近いサイズのテナーと、Mrtinのスタイル3のレプリカを製作しています。

3Mサイズはあくまでフルコピーではなく、3Mの素晴らしい部分を、キューバンマホガニーを使って自分なりに落とし込んだウクレレ となります。

すでにほぼ組み上がっているので、まもなく塗装に入る予定です。この3台はLotus Acousticsです。

修理調整は平行していますが、2月後半からはまたギターの製作に入ります。

完成が非常に楽しみです。

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2月のスケジュール

遅くなりましたが、2月のお休みは以下の通りです。

 

2日(日)

9(日)

15,16(土日)

23(日)

予告なくお休みさせていただく場合がありますので、リペア、ご来訪予定の方は

あらかじめご連絡いただきますようよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

久しぶりの再会

先日久しぶりに大ちゃん(森田大地くん)が調整を兼ねて遊びに来てくれました。

力強いタッチなので、今の彼の手に合う微調整に。

また、彼はカメラが好きで素晴らしい写真も撮るのですが、最近フィルムカメラへの興味を話していると、自分の使用している大切なカメラを譲り受けてしまいました。

本当にありがとう。

普段使っているデジタル一眼とはファインダーから覗く景色が違って見えます。

これは嵌まるなぁ。

カメラがお好きな方は、工房にお越しの際は是非教えて下さい。

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SJ Cutaway

カスタムオーダーいただきましたREYDEN SJです。

トップはムーンスプルース、サイドバックはブラジリアンローズウッドです。

 

今回はご希望でアームレストを施しました。

これは諸説がありますが、僕が理解しているのはウィリアムグリッドラスキンさんというギター製作家の方が考案して実際にギターを作られ、世に広まった仕様です。

以前にも何度か製作していますが、ラスキンさんの許可をいただくため、直接連絡をとり、使用させていただく事を快諾していただいております。改めて心から感謝いたします。

ここは体のサイズやギターの抱え方などで良し悪しは変わってくると思います。

 

ネックは程よく細めに、オリジナルのインレイを入れさせていただきました。

完成したてですが、ふくよかな音になりました。

たくさん弾いていただけますように。

 

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新しい道具

お盆休みをえてまたブログ再開していきます。

 

先日晴れて35歳になったのですが、毎年感じることなのですが、自分が小さいころの35歳はもっと大人だと感じていましたが、今の子供や若い方たちからはきっと年相応に見えていると思うと、少し身が締まるというか、自分が振り返って恥ずかしくないように過ごさないと、と感じます。

 

 

 

 

そしてちょうど歳をまたぐ日、昇降盤の刃の研磨を出しに大工道具屋さんへ行ったのですが、前から少し欲しかった新しい鑿を勢いで買い、持って帰ってきました。そんなに高価なものではないですが、端正な仕上がりと、何よりちょっと粋な雰囲気の店主のおっちゃんから購入できたのはとても満足です。

 

ついつい性格的に最先端の新しいものばかりに目が行ってしまう日々ですが、こうやって自分を振り返り、初心に戻ることも新鮮で良い感じです。

 

まだまだ日程も場所も決まっていませんが、来年は久しぶりに工房主催の展示会をやろうと思っています。独立したての頃に友人で大変お世話になったカロトで「tone color」を開催させてもらったことがとても懐かしいです。

同じものは出来ませんが、あの時のような自分らしい形の展示会を計画していますので、またこちらで報告させていただきます。

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工房前のサルスベリ

今年も工房前のシンボルツリーのサルスベリが咲き始め、長いようで短い夏が始まりました。

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日程について

9日の午後(土曜)、10日の日曜は

久しぶりに工房を開けていますので、ご来訪希望の方は前もってご連絡をいただいた上で

お越しいただければと思います。

作業中で電話に出られない場合がありますので、その場合はメールnishiharaguitars@gmail.com

までご連絡ください。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

New type

新しいスタイルのギターを製作しています。

基本はフラットトップなのですが、アーチトップギターのようなホールとエレベーションネック、テールピースが着く予定です。サイズはうちのSJがベースです。

ヘッド形状も今回は新しい形に変えています。

いつもと違う音楽を弾きたくなるようなギターになってくれると良いなーと思います。IMG_6552

完成

NINE D

最近完成したカスタムオーダーギター ラッカー仕上げ

インディアンローズウッドをサイドバックに使用したモデル。

アディロンダックスプルースの振動はやはり心地よく、耳障りなキンキンとした音が抑えやすいと思っていて、

とてもいい木材だと思います。

 

新しい自分のギターを作りたい。

 

 

 

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六月

先月の東京ハンドクラフトギターフェスを終え、ようやく平常運転で製作を開始できています。

 

最近は新しいことに多く取り組んでいます。

少しずつ紹介していきたいとは思っていますが、なかなか毎日ブログをつける習慣がなく困ったものです。

 

最近塗装作業でニトロセルロースラッカーにアレルギー反応が強く出るようになってきました。

前々からあまり体質に合っていないなぁと思ってはいたのですが、ここ一二年はちょっと辛くなってきました。

美しく仕上がりラッカーの風合いは好きなのですが、今後は自分の体を考えて新しい塗装え変えていくと思います。

もう少しはラッカーが続くと思います。次はフレンチポリッシュは確実にやっていきます。もしかすると他の塗料も試していくかもしれません。

それとちょくちょくお問い合わせいただくのですが、現在オーダーストップをしていますが、ギター、ウクレレの調整や修理は変わらずやっています。やはりたくさんのギターやウクレレが見ることができて楽しいので。

内容が全くもってまとまってませんが、変わらずやっていますの報告でした。

 

 

 

山梨〜長野工房訪問 2

工房訪問2日目。

 

この日は夜に台風が来る予定でしたので、夕方には京都に戻ります。

午前中早い時間に甲府を出発し、目的地は長野県の内田さんがされている内田ギターへ。

 

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とても標高の高い場所に位置し、峠を車で上がっていった場所に工房はありました。

僕がギター製作を始める前から、個人製作業界では草分け的な存在で耳にしており、何よりギターを見ればすぐに内田さんが作ったものとわかるギターは独創的で唯一無二の芸術的かつ音楽的なギターを製作されています。

今回初めてお会いしたのですが、工房はとても美しく整理されており、動線がしっかりと確保されている素晴らしい工房でした。

そして素晴らしいお人柄で、今回初めてお会いさせてもらったのにも関わらず、とても暖かく迎えていただき本当に感謝しています。

今こうやって自分でギター製作を始めた段階でお会いできて本当に良かったと思います。その節は本当にありがとうございました。

 

おおよそ2時間ほどお話をお伺いした後、今回の最終訪問の場所へ。

内田さんの工房からおおよそ30分ほどの位置にある大屋さんの工房へお邪魔しました。

実は今回の訪問は2回目で、僕が以前の職場に勤めていた頃、お話を伺いに大屋さんを訪ねたことがあります。

今回は大屋さん宅で開催されていたオープンハウスにお邪魔させてただきました。

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工房を始める前にたくさんのアドバイスをいただいたこともあり、今回の訪問は

自分にとってとても感慨ぶかいものでした。

やってきたことを振り返ることのできるとても大事な時間になったような気がします。

製作されるギターは大屋さんのお人柄を写したようなギターで、今でも憧れのギターです。

お邪魔させていただき本当にありがとうございました。

 

 

今回の工房訪問にあたり、お世話になった皆様、本当にありがとうございました!!

山梨〜長野工房訪問 1

 

 

 

相変わらずの不定期更新です。

書きたい内容がありすぎて溜まりすぎています。

先日のことですが、かなりの弾丸スケジュールで山梨と長野で活躍されている製作家さんたちの

ところへ一泊2日で工房訪問してきました。

 

急に思い立って連絡したのにも関わらず、すべての方が快く迎え入れてくれました。

 

 

訪問1件目は製作者柳さんのギターブランド、山梨県北杜市にあるWALTS GUITARS。

他にないラインやシンプルだけどグッとくるデザインがすごく気になっていました。

製作者の柳さんはこの時初めてお会いしたのですが、物腰優しく、素晴らしいお人柄でした。完成したギターも見せていただきましたが

作りも美しく、やはり素晴らしかったです。気がつけばもう出発時間タイムリミットでしたので、足早に去ることに。

柳さんありがとうございました。

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次の訪問先は、WALTSさんを出ておおよそ30分くらい、同じ北杜市にある越前さんの主催するEchizenGuitarsへ。

越前さんは去年のCremona Musica以来の再会で、今回初訪問。

窓から匂いがもれてくるシェラックの香りがなんともそそります。

海外に来たみたいな雰囲気が工房から溢れています。木材ストックも素晴らしいし、

ギターもかなり美しい。

越前さんありがとうございました。

滞在時間もあっという間に来て、まだまだ居たい気持ちを抑え、次は韮崎市へ。

 

 

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Iwashita Mandlinans&Guitars

岩下くんが主催する岩下マンドリン&ギターズへ。

看板は自作のようです。

年齢的には僕よりも随分若いのですが、製作技術は非常に高く、ギター製作や、数少ないマンドリン製作者です。

工房はかなり綺麗に整理されており、作りかけのギターもいい音が出そうな雰囲気を漂わせて居ます。

間違いなくこれからどんどん人気が出てくると思います。岩下くんありがとうございました。

 

 

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そして1日目最後の目的地甲府、坂田さんが主催するSakata Guitarsへ。

 

日本を代表する製作者です。到着してすぐにまずは工房の隣にあるカレー屋さん、ハーバーズミルでカレー

をご馳走になりました。ハーバーズミルの店主も坂田さんです。

 

このカレーが抜群に美味しかった。癖になります。

坂田さんはトラディショナルなスタイルのギターを坂田さんなりのスタイルにして製作されています。

そのギターを弾くミュージシャンはとても多く、これは僕の印象ですが、トルクがあり厚みのあるサウンドで、本当にいいギターを作られて居ます。今回も一本OMを弾かせていただきましたが、出来立てとは思えない音がしていました。

ウッディな工房も羨ましかったなぁ。いい工房でした。坂田さんありがとうございました。

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この日は4人の製作家を訪問させていただくことができました。

次回は2日目を記したいと思います。

 

続く

 

 

近況

気がつくとブログらしいことは全く書いていませんでした。

どうしても最近便利なインスタグラムに投稿が寄ってしまって、、、

春が近づいてきて、また最近、お久しぶりなお客さんや自分のギターに会えることが多くとても嬉しいし、新たなやる気になります。

 

 

 

そして変わらず製作しています、写真は一部ですが。お尻のアングルばかり。

今年は思うところあって、一年間展示会出展を控える事にしました。

一番はスケジュール的な部分です。

 

今年はもう少し身近な部分を見直していきます。ってもうすぐ四月。

たくさんいい楽器を生み出していきたいと思います。

応援よろしくお願いいたします。

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スイスムーンスプルース

先日イタリアのクレモナで展示会に出展した後、同行の製作家さんたちと

スイスまでムーンスプルースの買い付けに行ったのですが、その時買ったスプルースがクリスマスに届きました。

 

大変山深い場所ところ、日本だと上高地をさらに奥に入ったような場所に

行ってきました。

 

広大な山々を眺めれる場所で最高のスプルース選び、滞在時間はごくわずかでしたが、

本当に貴重な時間でした。

とりあえずこの中から3setは保存用、自分用にします。1setのみムーンスプルースのトレファイド材。

 

プレーンからベアクローまで僅かな数量ですが入荷しています。

気になるかたはお気軽にご質問ください。

 

 

 

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シーズニングされているスプルースへの部屋。

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材木場です。コントラバスやチェロ用も数多くあります。IMG_2646

 

この風景を見ながらの贅沢な選別。ホットコーヒーを飲みながら。ここは楽園か?IMG_2686