NISHIHARA GUITARS

京丹波にあるアコースティックギター・ウクレレ工房です | The acoustic guitar and ukulele workshop in Kyotanba Kyoto Japan.

新しい道具

お盆休みをえてまたブログ再開していきます。

 

先日晴れて35歳になったのですが、毎年感じることなのですが、自分が小さいころの35歳はもっと大人だと感じていましたが、今の子供や若い方たちからはきっと年相応に見えていると思うと、少し身が締まるというか、自分が振り返って恥ずかしくないように過ごさないと、と感じます。

 

 

 

 

そしてちょうど歳をまたぐ日、昇降盤の刃の研磨を出しに大工道具屋さんへ行ったのですが、前から少し欲しかった新しい鑿を勢いで買い、持って帰ってきました。そんなに高価なものではないですが、端正な仕上がりと、何よりちょっと粋な雰囲気の店主のおっちゃんから購入できたのはとても満足です。

 

ついつい性格的に最先端の新しいものばかりに目が行ってしまう日々ですが、こうやって自分を振り返り、初心に戻ることも新鮮で良い感じです。

 

まだまだ日程も場所も決まっていませんが、来年は久しぶりに工房主催の展示会をやろうと思っています。独立したての頃に友人で大変お世話になったカロトで「tone color」を開催させてもらったことがとても懐かしいです。

同じものは出来ませんが、あの時のような自分らしい形の展示会を計画していますので、またこちらで報告させていただきます。

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盆に完成 Tenor

暑い日が続く中、完成しました。

写真を取ろうとしたらカメラのバッテリーが切れてしまい、撮るのが面倒になってしまったので、また後日に。

今回2ヶ月ほど前に、同じ材のブレーシング違いのテナーを製作したんですが、中の構造が違うだけで

音の印象は大きく変わりました。

日々凝り固まった頭の中の日頃の考え方をほぐすのにはとても良い結果です。

 

明日は台風が来る前に、これから使う素晴らしい木材の製材をしておこうと思います。

完成は秋前かな。

 

 

工房前のサルスベリ

今年も工房前のシンボルツリーのサルスベリが咲き始め、長いようで短い夏が始まりました。

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日程について

9日の午後(土曜)、10日の日曜は

久しぶりに工房を開けていますので、ご来訪希望の方は前もってご連絡をいただいた上で

お越しいただければと思います。

作業中で電話に出られない場合がありますので、その場合はメールnishiharaguitars@gmail.com

までご連絡ください。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

New type

新しいスタイルのギターを製作しています。

基本はフラットトップなのですが、アーチトップギターのようなホールとエレベーションネック、テールピースが着く予定です。サイズはうちのSJがベースです。

ヘッド形状も今回は新しい形に変えています。

いつもと違う音楽を弾きたくなるようなギターになってくれると良いなーと思います。IMG_6552

Lotus Tenor

年に4から5本くらいのペースで製作しているLotus Acoustics.

もうすぐ完成です。今回はテナーサイズですが、ギターのXブレーシングを採用しています。
デザインはいたってシンプルですが、結構色の濃いハワイアンコアだったので、
ロゼッタにはパウアシェルを採用しました。普通のアバロンシェルに比べて青みが強く、
個人的には濃い色味の木材にマッチすると感じています。

かなり細かいピッチのカーリーが入っていてとても目が詰まったマスター材です。

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マーチンウクレレ

現在マーチンのウクレレをタッチアップ、バックの再塗装でお預かりしています。

手前がバリトンで奥がテナーサイズ。無駄な装飾のない綺麗なスタイルです。

経年変化でかなり柔らかくなったラッカーが、ちょっとした拍子にぽろっと塗膜が剥がれたり、

ネバつきがひどくなったりしています。再塗装の唯一のネックは仕上がりが綺麗になりすぎるところです。

磨き加減の調整はしますが、それでもビンテージ感の塗膜に合わせるとわざとウェザーチェックをいれたりとまた同じように劣化していきます。色味はできる限り同じにして、塗膜は新しく、磨きは馴染ませて、また新しい時と共に傷や汚れを刻んで言ってもらう事がうちの工房の方針です。

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完成

NINE D

最近完成したカスタムオーダーギター ラッカー仕上げ

インディアンローズウッドをサイドバックに使用したモデル。

アディロンダックスプルースの振動はやはり心地よく、耳障りなキンキンとした音が抑えやすいと思っていて、

とてもいい木材だと思います。

 

新しい自分のギターを作りたい。

 

 

 

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サドル2

もう一つサドルの話

ブリッジに嵌めるサドルの出具合は弾き心地や音にも影響します。

経年でかかったテンションによってお腹が膨れたり、サウンドホール側が凹んだり、ネックが起きたり剃ったり、

変化していくギターの形。

弦高もテンション感も音も人によってベストが違うので、それがまた面白い。

奥が深い。

 

 

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サドル

ここ最近の暑さはとんでもない。

去年が暑かったので今年はましかなと思っていましたが、外にいても

中にいてもとんでもない暑さです。

ここ最近パソコンとカメラを触る機会が増えてきましたので、またブログを

まめに書いていこうと思っております。

 

時系列はバラバラですが、今回はサドル交換

GIBSON J-45カスタムの個体です。

元々のセッティングも悪くはなかったのですが、ナットを削り、サドルはミカルタから牛骨へ。

よくある交換作業ですが、弦交換と同じく音が変わる部分です。

まだギター自体は新しいですが、すでに気持ちいい音がなっていて、これからがとても楽しみです。

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